色に寄り添ってもらうこと。

自分の思いをいつもいつも色に置き換えて、
存在を作り、身近に感じ、自分を大切にして来ました。

自分を大切にして、初めて家族や他人を大切にできる。


その日は、少しイライラしていた私は、
その気持ちのままで、母のもとへ向かいました。

圧迫骨折した母のために、「行ってあげなければ。」と。


動けないことにイライラしていのか、わがままな態度の母。
そんな母に、きつい口調で接してしまいました。


帰りの車で、そんな自分に悲しくなりました。


私が、イライラしていなければ…。


先ずは、自分のイライラを解消するべきでした。


美味しものを食べたり、大声で歌ったり、スポーツで汗を流したり、
エステに行ったり、きれいな景色を見たり…。いろんな解消方法がありますね。

もちろん、そのような解消方法を私も行っています。

このような、方法もあること、ご紹介しますね。


色をもっと利用してみては、いかがでしょうか?

私は、毎朝、自分の気分を確認します。
色に置き換えて。

いろんな色の下着。
いろんな色のハンカチ。
いろんな色のストール。
いろんな色のアクセサリー。


数ある色の中から
自分の気持ちの、こころの思うままに色を選んでみると、
その日の気分が見えて来ます。

疲れているとき、優しいピンクや淡いパープルに手が伸びます。
しっかりときちんと仕事をしないと!!と、思うときは、ネイビーの下着に手が伸びます。
テンションが少し高く、さー今日も!!なんて、気分のときは、
オレンジのペンダントを身につけたくなります。


そして、その色は、必ず自分をフォローしてくれます。

少しイライラしていたり、疲れているときは、

優しいパープルやピンクのお花をお部屋に飾ったり、
時間が無ければ、穏やかな気分になる色のハンカチを持ったり、
必ずこころにいい影響を与えてくれます。

そんな心のバランスのとり方があります。

色を通して、自分の気持ちに気づいてあげて、寄り添って
存在をつくり、自分を大切にしてみてはいかがでしょう?


簡単なことです。
気になる色を身近に存在させるだけでいいのです。


自分の気持ちを一番理解しているのは、自分なのですから。


いい娘、いい母親、いい人になる前に
自分を大切に。

改めてそう感じた日になりました。


この写真は、イギリスで撮影しました。
映画「ハリーポッター」の撮影現場となったお屋敷の壁面。
グレーの壁に優しいピンクのお花。
まるで絵のように美しく優しかったです。

ariko takatsu

「スモール ラグジュアリー アート」の高津有子です。心にそっと寄り添えるような、繊細で優しいレースをモチーフにアートを描いています。