病院のインテリア

母が入院し、久しぶりの入院病棟。
最初は母の病状が気になり、それどころではありませんでしたが、
処置も終え、眠りについた母がよく眠れるようにとカーテンを閉めようと窓辺へ。


カーテンではなくブラインドでした。


「カシャン!」と、金属音。


ハッとしました。


とても衛生的で、キレイな病院のなのですが…。

少し残念。

病院のインテリア。


10年前に訪れたスウェーデンの病院を思い出しました。
☆もう何度も講演させていただいたり、ブログで紹介しましたが。


カロリンスカ医科大学 ストックホルム ノーベル医学賞のを選出する病院です。

見学して一番違いを感じたのは、カーテン。

診察室にこんなカラフルな生地のカーテン。

生地は見た目に優しくあたたかです。


この写真は、診察室受付。
日本にもカーテンを採用している病院はありますが、
衛生、防火等の規制が厳しくピンクの無地が多い気がします。


カロリンスカ病院では、検査室、病室等も、そして、食堂も天井からタペストリー。
あらゆる場所で、布の優しさを感じました。

そして、照明。

青白い蛍光灯色ではなく、電球色。
これもあたたか。

アートにも感動。
病院が、まるで現代美術館のようにアートが溢れていました。

病状が落ち着き、療養に入るとインテリアに意識が向きます。
何も無くても気にならないけど、
美しい色やデザインが身近にあると、とても癒されるものです。

それは、自宅にお花があるときと、無い時の差のように。

お散歩途中にいただいたピンクのあじさい。
見る度に、こころほっこりです。(^^)

スウェーデンでの様子を詳しくご覧になりたい方は、
こちら
をご覧ください。

ariko takatsu

「スモール ラグジュアリー アート」の高津有子です。心にそっと寄り添えるような、繊細で優しいレースをモチーフにアートを描いています。