新たなる収納方法と私のアート


さて、前回のブログに今一度クローゼット内の服を整理し、

1年間、服を買わない決心を書きましたが。


今回の整えたクローゼット。

収納方法を変えました。


今までは、「見えないものは忘れてしまい、使わない!」と、


インナーからニットまでも、

幅を取らないマワハンガーに全てかけていました。


これは、これで悪くはなかったのですが、
何だか…、美しくない。


ニットの気持ちになってみると?(笑) 
細いハンガーのその部分に全体重がかかり、肩の部分が痛そう。


インナーにしても、普段は影で身体を優しく守ってくれる存在なのに、


ハンガーにかけられ、

表にさらされるのは嫌そう?


でも、ハンガーにかけられた方が気持ちよさそうなお洋服もあります。


そこは、

自分の感性で洋服と一緒に考えました。(笑)



そして、ニットやインナーは、以前のように引き出しの中に納めることに。



でも、平置きはあまり好きではありません。

下の服が、重そうで。(笑)


以前、こんまりさんの収納方法で知った

「たたんで巻く」を実践することにしました。


カタチを整えるときに、
手のひらでそっと撫でて伸ばす。


そして、折りたたんで丸めます。


この、手のひらでそっと伸ばす時に、
「ありがとう。ゆっくり休んでください。」という気持ちに自然になります。


コートとかは、ブラシをかけて

「ありがとう。」



大好きだから残した服です。
本当にそんな気持ちになりますよ?!



そして、「おやすみ~。」と、

引き出しに納める。


すると、次回、着るときに命を吹き返し、

着る私が、とても気持ちいいのです。


これ、実感。


そして、不思議なことも。


すごく好きでもないけど、
今、全部お気に入りに買い替える訳にもいかないので、
残したパジャマ。

同じように、そっと撫でて

「ありがとう。」をすると、
前より、好きになって来ました。


限界まで着てあげよう!という気にも。



あることを思い出しました。



もうかなり前の事ですが、
ハイブランドが入るビルのオープン前の裏方を見たことがあります。


そのハイブランドのバッグは、段ボールの中にありました。


それをスタッフが、カタチを整え、
美しい店内に手袋をして飾る。


別物のように輝きはじめました!


大切に扱われることで、

モノにエネルギーが入る。


そうだった!


それに気づけたこと、

私にとって大きな変化です。


今の日本は豊かになり、

モノがあふれています。


でも、何故か幸せが比例しているようにも思えない。


私は、

自分が手をかけてあげられる量でいい。


それ以上持つと、

購入するときの高揚感以上に、
ストレスがかかることに。


少しずれるかもしれませんが、


私が、

ブランド物を持つようになったきっかけは、
そのブランドの歴史、ストーリーを知ったときからでした。


その作られ始めの熱い思いや、
人の手で大切に作られたストーリーに

感動したからです。


大切にされることに喜びを感じない人はいないと思います。


だから、大切にされたモノを持つことは、
自分を大切に感じることができるのかも?



自画自賛になりますが、

私、自分が描いたアート大好きです。


一生懸命に丁寧に手をかけて描いています。


描くときは、部屋を整えて、
いい香りに、いい音楽を聴きながら。


描いている間も幸せで幸せで…。


作品は、いつ見ても可愛くてかわいくて💛


これから額装の最新作です。



クリスチャンの方からの依頼で十字架を描かせていただきました。


彼女にとっての十字架に対する思いを考えると…。
背筋が伸びる思いで描きました。


リベラの聖歌を聞きながら。


描きあがる頃、自然に涙があふれました。

こんなこと、初めてでびっくり!



いくつになっても気づきはあります。

その度に柔軟に変化していきたいな…。


















ariko takatsu

「スモール ラグジュアリー アート」の高津有子です。心にそっと寄り添えるような、繊細で優しいレースをモチーフにアートを描いています。