アート道

剣道、柔道、弓道、茶道、花道…。

「道」と、名のつくものは、
見ていて背筋が伸びる気持ち良さがありますね。

日本人らしい。

「道」とは、「過程」「プロセス」のこと。
「術」と違うのは、未完の美を重要視するところでしょうか?

私は、アートを描き始めて、
とても、心が安定したと実感しています。

描いている最中は、
本当に「無心」になることができ、

描き始める前は、
必ず部屋を整え、机の上を拭き、
手を洗い、アロマを炊き

「いい作品になりますように」と、
手を合わせ、お願いし。
誰に?(笑)

綺麗な音楽をかけ、

私自身の
「気持ちの良さ」
「落ち着き」
を大切にしています。

作品に影響しそうで…。

そうしながらレースのような細い線を
一本一本描き進めて行きます。

いい作品を描くために
場の空気を整えて行く。
その作業を進める間に私自身の心が整う。


だからって、
上手く描けない時もありますが、
描き直すことも全く苦じゃないんです。

これは、本当に不思議!?

写真のアートは、
昨年10月に開いた個展の前夜に
徹夜で描き上げた刺繍とレースです。

この作品は、
描いた自分が目を擦りたくなるほど、
本物にしか見えなかった…。
(自画自賛でごめんなさい。)(>_<)


頑張っていた私に
誰かがチカラを貸してくれた?(笑)


誰かさん。
いつも、ありがとうございます。^ ^










ariko takatsu

「スモール ラグジュアリー アート」の高津有子です。心にそっと寄り添えるような、繊細で優しいレースをモチーフにアートを描いています。