25年前、美しい人から教えてもらったこと

少し怖いお話です。(笑)

その美しい人は、ジュエリーデザイナーでした。


京都出身で、穏やかで優しい私より2歳年下の女性。


ある日、どうしてそんな話になったかも覚えていませんが…。


「あのね有子さん、私、中学生の頃、オカルト大好き少女だったの。
 楳図かずおさんのホラー作品を毎日毎日、学校から帰ったず~っと読んでいたの。
 そうしたら…、その感性が研ぎ澄まされたのか、感じるようになったの。

 ゆ・う・れ・い を。

 もうね、毎日恐ろしくて、恐ろしくて、眠れないし、
 大変だったのよ。今は、笑って話せるけどね。その時は、深刻よ!」


「で、どうしたの?」


「でね、もう一切、オカルト関係の漫画や本を読まないようにして、
 美しい話、美しいモノを選んで見るようにしたの。そうしたら、徐々に
 怖い感性は、消えて行ったの。その代わり、美しいモノを感じる感性が研ぎ澄まされ
 今の職業に至ったわけよ。」と。


「ゆ・う・れ・い」は、見たことないし、できれば、お会いしたくない。(笑)


でも、彼女の言う通り、人生は、何にフォーカスするかで変わりますよね。


日々の会話、日々目にするモノ・色。これらは、自分で選べるのだから、
意識して、そういう(気持ちのいい)方向を見て暮らしたいものです。


今の携帯待ち受け画面です。
気分で、時々差し替えます。

洋服ではあまり使わないキャンディーカラー。
でも、心が求めるときがあります。


ふと気になる色、美しいと感じる色は、心と身体が求めている色です。
少し凹んだ部分を平らにもどそうと、気持ちが信号を送っている証拠。
さらには、後押ししてくれる。


待ち受け画面の写真なら、無料で簡単に色を楽しめますね!
毎日毎日、何回も見ることになるので、効果は絶大です。


お試しください!
そして、美しいモノをたくさん見ましょう!!
そして、彼女のように…。(^^)




ariko takatsu

「スモール ラグジュアリー アート」の高津有子です。心にそっと寄り添えるような、繊細で優しいレースをモチーフにアートを描いています。